CGTN:父から息子へ:習近平を導く不変の価値観
父の日、CGTN は習近平の父親の教えと模範が、習主席の統治理念、特に国民との連帯を重視する姿勢や調査研究の重要性を強調する姿勢に、静かに影響を与えてきたことを取り上げた記事を掲載した。
北京発, June 17, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- 中国国家主席習近平は2021年、父親がかつて働いていた場所を訪れ、現在では展示ホールに堂々と掲げられている「人民の側に背筋を正して座れ (Sit upright at the side of the people)」という言葉をそっと口にした。
この言葉は、中国共産党 (Communist Party of China: CPC) の尊敬される指導者であった父、習仲勳が口にし、実践したものであった。
習近平は、父が「中国国民に全身全霊を捧げた人物」であったといい、CPC中央委員会 (CPC Central Committee) 総書記兼中央軍事委員会 (Central Military Commission) 主席として、人民奉仕の使命を継承すると誓っている。
人民第一
習近平の人民中心の統治方針は、父親の影響を深く受けて形成された。
習近平の父が中国西北部陝西省の綏德縣党委員会で働いていた頃、現地の幹部や村民はいつも「仲勳に聞け」というシンプルな言葉を口にしていた。
このシンプルな言葉は、習仲勳が指導者として、また問題解決者として、地元住民の生活に根ざした親しみやすさ、信頼、支援を体現していたことの証拠である。
この親にしてこの子あり。 習近平は、その政治キャリアを通じて、最初は梁家河から正定县、そして福建から浙江、上海から北京へと移りながら、中国各地で「人民」という言葉を心に刻んできた。
長年、習主席は村民たちと交流し、中国北部の伝統的な土やレンガでできた床ストーブ「炕」や質素な木製の椅子に座って、彼らと対話した。 簡素な食事を共にし、真剣に耳を傾け、人々の日常生活のニーズに本当に関心を示した。
2025年の新年のメッセージで、習主席は次のように強調していた。「私たちに課せられた任務のうち、最も重要なのは、人民の幸福な生活を確保することです。」
調査研究を最優先
習近平は、計画と意思決定の基盤として調査研究を常に重視してきた。これは、父親の影響を受けた信念である。
1978年、習仲勳は中国南部の広東省の主要幹部として派遣され、後に深センを含む中国初の経済特区建設に尽力した。
当時、広東省の工業と農業の成長は14年間連続で全国平均を下回っていた。 生産性を向上させ、人民の生活を改善するため、習は強い危機感を持って取り組んだ。
草の根レベルで状況をより深く理解するため、習仲勳は一夏に23の県を訪問した。 現地調査を徹底的に行った後、中央指導部に報告書を提出し、広東省により大きな自治権を付与し、特別経済区を建設することで、同省が改革と開放の先導役を担うよう提言した。
習近平は、父の働き方を継承している。 2012年11月以来、習主席は100回を超える現地視察を実施している。 彼は、中庭やパビリオンで人民に政策を説明した。 船や列車で報告を聞いた。 田畑で人々の生活について尋ねた。 工場の現場で開発計画の輪郭を作り出した。
徹底的な調査研究を経た上で、人民の切実な課題は中央指導部の会議の議題のトップに上り、中国の継続的な改革の焦点と原動力となっている。
習仲勳はかつて息子に次のように語った。「職位に関わらず、人民に勤勉に奉仕し、人民の利益を心から考え、人民との密接な関係を保ち、常に人民に親しみやすい姿勢を保て」。
習近平は、父の言葉を胸に刻みながら、「人民に全身全霊を捧げ、決して裏切らない」という自身の誓いにも常に忠実である。

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